迷惑日誌9

藤豚(ふじとん)です。『迷惑』ズラ。

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今日のウォーミングアップは、稽古前にロフトで買ってきた「音速飯店」。大きな声で元気よく中華のメニューを叫ぶカードゲームなのだけど、なぜか達郎くんの声が極端にちっちゃかった。「タンタンメン」って言うの恥ずかしかった?

台詞を覚える稽古もクライマックスのシーンにきた。演出でずっと悩んでいることがあって、ここが解決しないと音響・照明・音楽・映像のみなさんと打ち合わせができない、というレベルのことだったのだけど、悩んでいることを整理したくて、台詞を覚えたらそのまま立ち稽古みたいなことをやってもらう。

ちょっと誇張した感じの動きをやってもらい、あっ、なんかいけそうという感触があったので、今日の稽古は個人的に大収穫。台詞を覚えるみなさんはここ覚えにくいシーンらしく、ぐったりしてはったわ。ハハハ。

ノルマの3ページほど手前ではあったけれども、全体的な進捗がかなりよいことに気づいたので、稽古は終了。稽古後、約1時間ほどPV撮影を行う。そのうちお目見えします。

雨が降りそうで降らなかったので、稽古場を出てからみんなでアイスを食べに行く。演出助手のあやのちゃんに「奢るよ〜」とか言ったものの、財布見たらほとんどお金入ってなかった。怖。

アイスを食べに行くまでの道すがら、キコさんと希和ちゃんがなにやらわいわい盛り上がっていて、その後ろ姿を眺めながら、俺から見ても憧れのレジェンド(キコさん)と、今後を担っていくのであろう若手(希和ちゃん)にこうして接点ができて、キャッキャしてるのっていいなと思う。ただ気になるのは、ところどころ聞こえてくるキコさんの言葉がいまだにパンクなことだけど……。

帰ってPVをざっくりと作る。達郎くんのアドバイスで映像を白黒にしてみたら、雰囲気が出て、ごまかしがきいた。俺の人生ずっとごまかしでやってんな。